日経平均は前日比128円32銭高の2万7120円53銭と3日続伸。前日のニューヨークダウが825ドル高の3万316ドルと大幅続伸し、2週ぶりの高値を回復。主要各国の利上げペースが緩和されるとの観測から買いが膨らみ、東京市場もその流れを受けた格好。
もっとも、ダウが9月月間で9%もの下げとなっただけに、「目先の買い戻し」との見方が大勢。米国でも景気減速→企業業績悪化というシナリオへの警戒感が強く、先行きに対して楽観視するムードはない。東京市場も急速に切り返したことから、買いの一巡後は上値を利益確定の売りが押さえる展開となった。