豊田通商、アフリカのモビリティ関連のスタートアップ2社に出資

Fleetsimplifyはケニアでライドシェアのマッチングサービスを提供(イメージ)
  • Fleetsimplifyはケニアでライドシェアのマッチングサービスを提供(イメージ)
  • 南アで車両ファイナンスを展開するDrive to Own(イメージ)

豊田通商は、グループのCFAO と共同で設立したモビリティ54インベストメントを通じて、ケニアで配車サービスの車両オーナー向け管理プラットフォームを展開する企業と南アフリカで車両ファイナンス事業を展開する企業に出資した。

出資はアフリカのスタートアップを対象としたピッチイベントで選定されたアワードとして実施されたもので、出資額はケニアのFleetsimplifyに5万ドル(約680万円)、南アフリカのDrive to Ownに10万ドル(約1350万円)。

ケニアでは、車両オーナーと運転手は別々であることが一般的で、車両を活用し収益を期待したい車両オーナーと、車両を保有できない運転手の双方のニーズはあるものの、合致する機会がなく、ライドシェア事業が拡大しづらい。Fleetsimplifyは、車両オーナー向けの管理プラットフォームを展開し、車両オーナーと運転手をマッチングする事業を展開している。また、車両のトラッキングやモバイル決済などのソリューションを提供している。車両オーナーの負担を削減し、運転手にとって車両を使用した収益機会を創出して車両オーナーにとって効率的な車両運用の推進に取り組んでいる。


《レスポンス編集部》

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