カワサキモータースジャパンは9月14日、オフロード四輪車『TERYX(テリックス)』『MULE(ミュール)』計4モデルを国内オフロード四輪取扱店で販売すると発表した。
カワサキのオフロード四輪車は、パワフルかつ耐久性に優れ、仕事からレジャーまで幅広い用途をカバー。豊富なラインアップで北米を中心に好評を得ている。今回、スポーツ走行などのレクリエーションで威力を発揮するRUV(レクリエーション・ユーティリティ・ビークル)『TERYX(テリックス)』2モデルと、農場や作業現場で活躍するユーティリティビークル(多用途四輪車)『MULE(ミュール)』2モデルを日本国内でも販売する。
TERYX KRX 1000
森の中や岩場などを走破するトレイルアドベンチャー。大自然を走ることを前提に設計され高い耐久性と信頼性を持ち、強力なパワーを生み出す999cc水冷4ストローク並列2気筒/DOHC4バルブエンジンを搭載。低速・高速のデュアルレンジCVTミッション+自動遠心クラッチを組み合わせ、低速域から高速域の全域で優れたコントロール性を実現している。また、ロングタイプのサスペンションとカワサキが独自に設計した強靭なシャーシは、高い走破性と優れた乗り心地を両立。エキサイティングなスポーツ体験を提供する。価格は330万円。
TERYX4 S LE
本格オフロードスポーツからレジャーまで、幅広いシーンで活躍する4シーターRUV。広いプラットフォームを実現する堅牢かつ軽量なダブルXフレームを採用。4人乗りを実現しながら高いスポーツ性も獲得している。エンジンの搭載位置にこだわり、前後重量配分を48:52とし、スポーティなハンドリングを実現。広いトレッドやロングホイールベース、ロングストロークサスペンションにより、快適性と安定性も確保している。価格は291万5000円。
MULE PRO-FXT EPS
オフロードスポーツを楽しめるTERYXシリーズとは一線を画し、実用性を追求したUV(ユーティリティ・ビークル)。軽量コンパクトな車体に実用的な機能を満載する。農場や牧場などで重視される低速回転域でのパワフルな走りと不整地走破性、耐久性を高いレベルで実現しながら、後列シートを格納し、荷台の広さを変えることができるカワサキ独自の「イージートランスキャブシステム」を採用。優れた利便性により、世界中のプロフェッショナルたちに愛用されている。価格は253万円。
MULE PRO-FX EPS
運搬機能を最大限高めたMULE PRO-FX EPSは、3人乗りの1列シートを基本設定とし、荷台面積を最大化。軽トラックよりもひと回りコンパクトな車体ながら453kgの最大積載量と、907kgの牽引能力を実現する。また、ロングホイールベースの車体にダブルウィッシュボーンの足まわりを組み合わせることで、高い走行性能と優れた乗り心地を実現。CVT無段変速、セレクティブ4WD、電動パワーステアリングといった機能により、高いコントロール性も備えている。価格は220万円。