新たなテクノロジーメディア『テクノエッジ』が開設

『テクノエッジ』
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イードとテクノコアは6月22日、共同で、新たなテクノロジー系ウェブメディア『テクノエッジ』をオープンした。SF映画やフィクションで描かれたような「未来が現実になってゆくことの興奮」を伝えるメディアをめざす。

編集長にはガジェットメディア『Engadget日本版』の立ち上げメンバーであり、最後の記事を執筆したIttousai氏が、編集人にはインプレス、アイティメディア、スマートニュースなど様々なデジタルメディア企業で活躍し、『Engadget日本版』編集長の経験もある鷹木創氏が、それぞれ就任した。

テクノエッジ』はイードが開発してきたメディア成長のためのプラットフォームを採用しているほか、広告やビジネス開発などでもイードのノウハウを活用し、メディアビジネスとしても早期の立ち上げをめざすという。

テクノエッジ』のロゴデザインをはじめ造形世界観については、MHzを主宰するメチクロ氏が監修した。メチクロ氏と連携する形で、THE GUILDがサイトおよびティザーサイトをデザインした。

テクノエッジ』では、スマートフォンやPC、ウェアラブルに家電、ゲーミングデバイスといったデジタル製品と、VR/AR/XRにモビリティ、AIにマテリアルといった新技術のニュースとレビュー、識者のコラムを配信する予定だ。

さらに『テクノエッジ』では、Ittousai氏が言う「『買える未来』としてのデジタル製品」をあつかっていく方針だ。モノとしての「ガジェット」にとらわれず、サイエンスの発見や実用化前の新技術も、形がないサービスやアプリ、コンテンツについても、未来が現実となってゆく過程として、あるいはテクノロジーと社会の交錯点として、あつかうという。

サイト開設時点の掲載記事では、「モバイルからモビリティへ。『スマホの次』に来るもの」(石川温)がモビリティについて扱っている記事のひとつ。「スマホの次」のITデバイスとして筆者が期待しているのがモビリティ分野だ。アップルCarPlayの次世代バーションは、ユーザーとクルマとの接点を変えるという。以前携帯電話業界で起こったような地殻変動が自動車業界でも起こるのではないか……。


《高木啓》

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