豊田合成は、2021年4~12月期(第3四半期累計)の連結決算を発表。前期における政府補助金の反動等により、営業利益は前年同期比23.9%減となった。
売上収益は、半導体不足等による顧客の減産はあったものの、全体では前期の新型コロナウイルスによる減産からの生産回復等により、前年同期比15.0%増の6004億円となった。利益については、前期のコロナからの回復による増販効果があったものの、前期における政府補助金の反動等による労務費の増加や市況の悪化、経費の増加等により、営業利益は同23.9%減の189億円、税引前利益は同18.5%減の203億円、純利益は同19.2%減の135億円となった。
通期業績見通しは、主要顧客の減産による影響等を織り込み下方修正。売上収益8200億円(前回予想比-100億円)、営業利益340億円(-90億円)、税引前利益350億円(-85億円)、当期利益215億円(-55億円)とした。