資源エネルギー庁が発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、1月31日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は前週比0.7円高の170.9円。4週連続の値上がりとなった。
1月24日の調査でレギュラーガソリンの全国平均小売価格は170円を突破。政府は価格抑制策として、元売り事業者に対し、1月27日以降、ガソリン、軽油、灯油の各1リットル当たり3.4円を支給したが、値上がりに歯止めがかかることはなかった。
地域別では北海道は前週比0.2円安の168.5円、東北は0.7円高の169.0円、関東は0.7円高の170.6円、中部は0.5円高の169.8円、近畿は0.9円高の170.8円、中国は0.8円高の169.5円、四国は0.6円高の172.4円、九州沖縄は0.8円高の174.3円。北海道を除く全エリアで値上がりとなった。
ハイオクガソリンは0.7円高の181.7円、軽油は0.6円高の150.6円となった。
60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、2月2日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は159.9円/リットル(前週比-0.5円)、ハイオクは170.8円/リットル(-0.7円)、軽油は136.1円/リットル(+0.1円)だった。
なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。
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