テスラの純利益は7.6倍に、EV販売が新記録 2021年通期決算

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テスラ(Tesla)は1月26日、2021年通期(1~12月)決算を発表した。前年実績に対して、およそ7.6倍の増益を達成している。

同社の発表によると、2021年通期の売上高は、538億2300万ドル(約6兆1660円)。前年の315億3600万ドルに対して、71%増と引き続き伸びた。また、2021年通期の純利益は、55億1900万ドル(約6322億円)。前年の7億2100万ドルに対して、およそ7.6倍の増益を達成した。テスラは通期決算で、2年連続の黒字を計上している。

大幅な増益となった要因は、新車販売が好調だったため。2021年の世界販売(納車)台数は、新記録となる93万6222台だった。前年実績の49万9647台に対して、およそ1.8倍と大きく増える。

全販売台数93万6222台のうち、『モデルS』とクロスオーバーEVの『モデルX』は、合計で2万4980台にとどまった。前年の5万7085台に対して、56%減と落ち込む。

一方、コンパクトEVセダンの『モデル3』は、小型クロスオーバーEVの『モデルY』と合わせて、91万1242台を販売した。前年の44万2562台から倍増となり、テスラの2021年世界販売の1.8倍の伸びに貢献している。

《森脇稔》

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