JR北海道は1月14日、除雪作業を行なうため同日21時以降、札幌発の全列車を運休すると発表した。
1月14日は始発から札幌圏がほぼ麻痺状態となり、各所でポイント不転換などが発生。この時期にはあまりない湿った重い雪が横殴り的に降り続いているため、午前中の再開としていた区間も終日運休に近い様相を呈している。
1月15日は大学入学共通テストの1日目が控えていることもあり、影響を最小限に留めようと集中して札幌駅構内の除雪作業を行なうことになったようだ。
筆者の記憶によると、同様のことはおよそ22年前の2000年2月25日にも起こっている。この時は日中がほぼ除雪作業に充てられ、9時46分発の函館行き特急『北斗』が8時間程度の遅れで再開一番列車として発車していった。
今回は夜間の作業となるが、JR北海道では「明日(1/15)につきましても各方面で除雪作業を行うため、始発から運休、遅延が発生する恐れがあります」としてアナウンスしているため、受験生は今後の情報に注意したいところだ。