名神 一宮IC~一宮JCT、渋滞緩和に向け6車線化へ…2022年1月下旬より工事開始

一宮IC付近の渋滞状況
  • 一宮IC付近の渋滞状況
  • 渋滞対策箇所と現況
  • 仮設防護柵設置による固定規制イメージ

NEXCO中日本は、慢性的な渋滞が発生している名神高速 一宮インターチェンジ(IC)~一宮ジャンクション(JCT)について、6車線化工事に2022年1月下旬(予定)より着手すると発表した。

名神高速 一宮IC~一宮JCTは、1日約9万台(2019年実績)の交通量があり、朝夕の通勤時間帯や交通混雑期を中心に激しい渋滞が年間約1400回(2019年実績)発生。これまで、ファスナー合流などの渋滞対策により、渋滞は緩和しているものの、引き続き渋滞が発生している。

今回、一宮IC~一宮JCTのさらなる渋滞対策として、現況の道路幅は変更せず、車線幅や路肩幅を変更し、4車線を6車線(片側3車線)に改良する。車線数を6車線にすることで、1車線の幅が3.60mから3.25mへと狭くなるため、緊急時に車両が停車できるよう非常駐車帯を設置する。この渋滞対策により、本区間の渋滞緩和が期待される。なお、同様の渋滞対策を実施した東名高速 音羽蒲郡IC~豊田JCT間では、交通集中による渋滞回数が対策前と比較して約9割削減されており、本区間においても大幅な渋滞削減効果が期待される。

工事期間中は、夜間の車線規制や路肩の固定規制により、路肩幅が一部狭くなる区間があるため、NEXCO中日本では注意して走行するよう呼びかける。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集