ハーツ(Hertz)は10月27日、ウーバー(Uber)と新たな提携を結び、2023年までに最大5万台のテスラのEVを、ウーバーのドライバーにレンタルすると発表した。
今回の提携は、北米で最大のモビリティプラットフォームのウーバーにとって、ゼロエミッション化の目標達成に向けた新たな一歩になるという。 11月1日から、ウーバーのドライバーは、米国ロサンゼルス、サンフランシスコ、サンディエゴ、ワシントンD.C.において、ハーツからテスラのEVをレンタルすることが可能になる。今後数週間で、全米への展開を計画している。
ウーバーのドライバーの中では、EVへの関心が高まっている。「Uberアプリ」を利用している6000人を超えるドライバーを対象とした最近の調査では、全体の47%が次の車として、EVに関心を持っているという。
テスラ車をレンタルするウーバーのドライバーには、テスラの急速充電ステーション「スーパーチャージャー」ネットワークへのアクセスと、ウーバー独自の「EVgo」割引の適用、その他の経済的メリットを提供する。
ハーツのマーク・フィールズ暫定CEOは、「新しいハーツを構築し、移動やモビリティ、自動車産業の将来のために、ダイナミックで新しい再編を進めていく」と述べている。