SUBARU(スバル)は10月28日、2021年度上半期(4~9月)の生産・国内販売・輸出実績(速報)を発表。半導体使用部品の需給ひっ迫により生産調整を行った影響で、世界生産台数は前年同期比3.4%減の34万1791台で、2年連続のマイナスとなった。
前年同期の世界生産台数はコロナ禍により大幅減となったため、減少は3.4%にとどまっているが、コロナ禍前の2019年度上半期(49万7946台)との比較では31.4%減となる。
国内生産は半導体使用部品の需給ひっ迫に加え、東南アジアでの新型コロナウイルス感染症の感染拡大により9月に取引先からの部品供給が滞ったことにより、操業停止・生産調整を行ったが影響。同1.4%減の21万7758台で2年連続のマイナスとなった。海外生産も同6.8%減の12万4033台で4年連続のマイナスとなった。
国内販売は、同2.7%増の4万1356台で2年ぶりのプラスとなった。登録車は『レヴォーグ』等が増加し、同6.1%増の3万2252台で2年ぶりのプラス。軽自動車は同7.8%減の9104台で2年連続のマイナスとなった。
輸出は同0.2%減の18万8290台で2年連続のマイナスとなった。