トヨタ自動車は10月13日、『クラウン』のクォータウィンドウガラスについて、モールディングが脱落するおそれがあるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2018年5月16日~2020年4月20日に製造された4万4796台。
トヨタ自動車は2019年7月、2018年5月16日~8月10日に製造された9688台を対象にリコールを届け出たが、新たに原因が判明したため、対象を拡大して再度リコールを届け出た。
対象車両は、後席ドア後部のクォータウィンドウガラスのモールディングにおいて、取付構造が不適切なため、冷熱の繰返しで取付部が劣化して剥がれることがある。そのため、浮きや異音が発生し、最悪の場合、モールディングが脱落するおそれがある。
改善措置として、全車両、クォータウィンドウガラスを対策品と交換する。
不具合は120件発生、事故は起きていない。市場からの情報により発見した。