GM(General Motors)は8月4日、2021年上半期(1~6月)の世界新車販売の結果を発表した。総販売台数は350万0100台。前年同期比は19.8%増と、プラスに転じた。 国別の上半期実績では、中国が153万1000台だった。前年同期比は30.2%増と、3年ぶりに前年実績を上回った。中国を含めたアジア太平洋地域は、175万5000台を売り上げている。 北米は上半期、154万台を販売した。前年同期比は19.9%増と、3年ぶりの前年実績超え。このうち、地元の米国では、19.7%増の133万台と増加に転じた。シボレーブランドでは、SUVの『エクイノックス』が4.5%減の11万8666台と減少傾向にある。フルサイズピックアップトラックの『シルバラード』は、9%増の29万1322台と好調だ。EVの『ボルトEV』も、『ボルトEUV』の追加によって、およそ2.4倍の2万0288台と伸びている。 南米は上半期、20万6000台を販売した。前年同期比は8.8%増と回復した。このうち、ブラジルでは12万5000台を販売している。 GMの2020年の世界新車販売台数は682万9000台。前年比は11.5%減と、4年連続で前年実績を下回っている。
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