市電の環状運行は最大12時間以上ストップ…東京2020オリンピックの札幌市内規制

10月31日限りで引退するM101号。8月4~8日の競技時間帯に運行されれば、環状化前のLED表示を見ることができる最後の機会になるかもしれない。
  • 10月31日限りで引退するM101号。8月4~8日の競技時間帯に運行されれば、環状化前のLED表示を見ることができる最後の機会になるかもしれない。
  • リハーサルを含み競技時間帯は発着がなくなる「狸小路」停留場。
  • 札幌市営地下鉄大通駅と西11丁目駅の規制箇所。

開幕まで1週間余りとなった東京2020オリンピックだが、マラソンと競歩の競技が行なわれる札幌市内では市電や地下鉄でさまざまな規制が入る。

どちらも札幌市内中心部の大通公園がスタート・フィニッシュ地点となり、札幌駅前通りを選手が通過することから、札幌市電では、8月4~8日に西4丁目停留場とすすきの停留場で折返し運行となり、環状運行が中止される。

中止時間は、競歩のリハーサルが行なわれる8月4日が15~19時、競歩男子20kmが行なわれる8月5日が13時30分~19時30分、競歩男子50kmと競歩女子20kmが行なわれる8月6日が始発から19時30分まで、マラソン女子が行なわれる8月7日とマラソン男子が行なわれる8月8日が各日始発から8時までとなる。

一方、札幌市営地下鉄では、大通駅や西11丁目駅で7月28日から8月8日まで、一部出入口の閉鎖や一部エレベーターの停止が行なわれる。

また、南北線北24条・すすきの・中島公園・幌平橋・中の島・平岸の各駅と東豊線学園前駅では、8月7・8日に周辺で道路規制が行なわれることから、早朝から午前中にかけて横断できない道路が発生する。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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