フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は7月9日、2030年までの中期経営戦略を7月13日に初公開すると発表した。
2030年までの中期経営戦略は、「NEW AUTO」と命名された。e-モビリティとソフトウェアによって、自動車産業におけるグローバルリーダーとしての役割を維持することを目的とした戦略になるという。
フォルクスワーゲングループはすでに、e-モビリティのマーケットリーダーになるための道を進んでいる。今後数年間で重視されるのは、ソフトウェアの専門知識の構築だ。自動運転にソフトウェア主導のモビリティサービスと組み合わせることにより、今後10年間で自動車市場の規模が倍増すると予想されているという。
新しい価値を生み出しながら、収益性の高い成長を確保するために、フォルクスワーゲングループはブランドの強みと、テクノロジープラットフォームを重視していく。ソフトウェアと車両の標準プラットフォームは、フォルクスワーゲングループの複数のブランドの電池と充電戦略、モビリティプラットフォームと同様、コストと品質、スケールメリットの面で効果を発揮する、としている。