日本自動車販売協会連合会は7月1日、2021年上半期(1~6月)の新車販売台数(軽自動車除く)を発表。前年同期比8.7%増の152万1878台で、2年ぶりのプラスとなった。 新車販売台数はコロナ禍の影響で2020年上半期に同19.3%減の139万9694台と大幅減。2021年上半期にやや回復を見せたものの、コロナ禍前の2019年上半期と比較すると12.3%減。完全な回復はまだ遠い。 車種別では、乗用車が同9.4%増の131万1272台。貨物車は同5.7%増の20万6661台。バスは同32.5%減の3945台だった。 乗用車ブランドでは、トヨタの14.1%増をはじめ、日産、スズキ、スバル、レクサス、三菱自動車がプラスとなった。マツダは横ばい。ホンダとダイハツが2ケタ減となり、日産がホンダを抜いて2年ぶりに2位の座を奪還した。 ◆2021年上半期 新車販売台数(軽自動車除く)ブランド別ランキング 1位:トヨタ 76万5596台(14.1%増・2年ぶり増) 2位:日産 14万8175台(7.6%増・4年ぶり増) 3位:ホンダ 13万4660台(10.7%減・2年連続減) 4位:マツダ 7万2847台(0.1%減・3年連続減) 5位:スズキ 5万8863台(12.3%増・2年ぶり増) 6位:スバル 4万6827台(9.5%増・4年ぶり増) 7位:いすゞ 3万5114台(5.0%増・2年ぶり増) 8位:レクサス 3万0350台(20.3%増・3年ぶり増) 9位:日野 3万0136台(0.04%減・2年連続減) 10位:ダイハツ 2万1585台(30.1%減・6年ぶり減) 11位:三菱自動車 1万9468台(35.5%増・2年ぶり増) 12位:三菱ふそう 1万7504台(7.4%減・3年連続減) 13位:UDトラックス 4260台(1.0%減・2年連続減)