情報サイト「くるまの旅ナビ」を運営するキャンピングカー株式会社は、2021年ゴールデンウィーク(GW)における車のおでかけスポットを調査。キャンピングカー利用者の旅はアウトドア体験を目的した行き先が多かったことがわかった。
調査は4月27日~5月10日の期間、同社が運営する「ジャパンキャンピングカーレンタルセンター(Japan C.R.C.)」の東京エリアにて、キャンピングカー車両をレンタルした25歳~60歳を対象に実施した。
調査結果によると、GWでのおでかけメンバーは、緊急事態宣言下の旅行ということもあり、身内だけでの旅行が70.4%を占める結果に。友人同士の旅行は18.5%、カップルは7.4%、ひとり旅は3.7%となった。
東京から訪れた都道府県ランキングは、千葉がトップ、2位は山梨。3位は東京、石川、静岡、栃木、岐阜。千葉は銚子市など浜辺のマリンレジャーが目的の人が多く、山梨は神奈川・長野なども経由した周遊コースが人気だった。
旅の目的はキャンプ(42.3%)、車中泊体験(26.9%)、バーベキュー(11.5%)、海辺(7.7%)、天体観測(3.8%)、登山(3.8%)、撮影(3.8%)の順。全体の4割以上がキャンプ場でのアウトドア体験を目的としており、昨今のアウトドア需要の高まりが見て取れる。例年はテーマパークやイベントなどを目的とした利用も一定数あるが、2021年は自然のアクティビティがメインの利用目的となったようだ。また、キャンピングカーをレンタルした人を対象に調査を実施したこともあり、車中泊自体を旅の目的とした人も多く見受けられた。