ドゥカティ(Ducati)は5月7日、2021年第1四半期(1~3月)の決算を発表した。
同社の発表によると、第1四半期の売上高は2億0200万ユーロ(約267億円)。前年同期の1億4700万ユーロに対して、38%増と2桁増を達成した。
また、第1四半期の最終損益は、2100万ユーロ(約28億円)の黒字。前年同期の100万ユーロの赤字から、黒字回復を果たしている。
黒字決算となったのは、好調な新車販売による部分が大きい。第1四半期の世界新車販売台数は1万2803台。前年同期比は33.3%増と、大きく伸びた。
車種別の第1四半期の世界販売実績では、『スクランブラー』が前年同期比49.6%増の2635台と伸びる。『ストリートファイター』、『ディアベル』、『モンスター』は合計で3629台を売り上げ、前年同期比は46.8%増と好調だ。
また、『ハイパーモタード』と『ムルティストラーダ』は、合計で前年同期比37.7%増の4009台を販売した。『スーパースポーツ』と『パニガーレ』は、2.8%増の2530台と堅調だった。