コンチネンタルが58%の減益、新型コロナの影響 2020年通期決算

コンチネンタルの2020年通期決算発表会
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コンチネンタル(Continental)は3月9日、2020年通期(1~12月)の決算を発表した。

同社の発表によると、売上高は377億2230万ユーロ(約4兆9070億円)。前年の444億7840万ユーロに対して、15.2%減とマイナスに転じた。

また、2020年通期の調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は、13億3270万ユーロ(約1735億円)。前年の32億2550万ユーロに対して、58.7%の減少となっている。

大幅な減益となったのは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染拡大によるもの。2020年前半を中心にした自動車メーカーの生産停止が、業績に影響を及ぼした。

コンチネンタルのニコライ・セッツァーCEOは、「売上高と収益の両面で、大きな後退に見舞われた。しかし、2020年春の新型コロナウイルスの影響を考慮すると、通年では力強い業績を達成した」と述べている。

《森脇稔》

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