常磐道の通行止め解除、2月17日中を予定---福島県沖地震でのり面崩落

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2月13日夜間に発生した福島県沖の地震に伴ない、常磐自動車道・相馬IC~新地ICの本線脇のり面が大規模に崩落した。新地IC~相馬ICが不通になっているが、東日本高速道路(NEXCO東日本)は17日中に通行止めを解除する予定だ。

被災箇所は常磐道の268.9KP付近、暫定2車線区間。幅70m×高さ15m×奥行10mにわたって、約5000立方メートルの土砂が崩壊した。人的被害は無かった。

切土のり面崩落応急対策は、崩落した土砂に加え、不安定な個所についても排土する、露出させたのり面はモルタル吹付で保護する、路肩部に落石防護柵及び大型土嚢を設置し、安全を確保する、など。

NEXCO東日本ではのり面の安全性について15日に有識者の意見を聞き、応急対策方法を決定、通行止め解除の予定を16日に発表した。応急対策概要応急対策概要

なお、16日から18日頃の間に、猛吹雪や大雪のため、NEXCO東日本管内の高速道路では、チェーン規制や通行止め等の規制が予想される。NEXCO東日本では、不要不急の外出を控え、やむを得ず高速道路を利用する場合は、冬用タイヤを装着しタイヤチェーンを携行するよう呼びかけている。
《高木啓》

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