フェラーリが環境面で最高評価…初のPHVなどCO2削減への取り組みを認定 CDP

フェラーリは12月23日、CDP(Carbon Disclosure Project)が発行した年次報告書において、環境パフォーマンスと透明性の面で世界的リーダーにランクした、と発表した。

CDPは、環境報告と企業の持続可能性戦略の評価を専門とする非営利団体だ。フェラーリの気候変動に対する取り組みが、CDPの年次報告書において、ヨーロッパの地域平均とセクターの平均の両方を大幅に上回り、最高のA評価を獲得したという。

CDPは、地球温暖化を緩和するためのフェラーリの努力を認めた。CDPの年次報告書では、フェラーリのガバナンス、リスク管理、ビジネス戦略、排出量に関する正確なレポートを評価している。

フェラーリは近年、工場と車両の両方において、排出量の削減を図ってきた。フェラーリ初のプラグインハイブリッド車(PHV)、『SF90ストラダーレ』と『SF90スパイダー』もその一例だ。PHVパワートレインは、エンジンに3個の電動モーター組み合わせたもので、3個のモーターのうちの2個は、フロントアクスルの左右に独立して配置される。残る1個は、ミッドシップのエンジンとギアボックスの間にレイアウトされる。

排気量3990ccの直噴V型8気筒ガソリンターボエンジンは、最大出力780hp/7500rpm、最大トルク81.6kgm/6000rpmを発生する。3個のモーターは、最大出力220hpを獲得。エンジンとモーターを合わせたPHVシステム全体では、1000hpのパワーを引き出す。トランスミッションは8速デュアルクラッチで、駆動方式は4WDだ。0~100km/h加速2.5秒、最高速340km/hというパフォーマンスを実現している。バッテリー(二次電池)は、蓄電容量7.9kWh。「eDrive」モードでは、最大25kmをゼロエミッション走行できる。

なおCDPは、独立した方法論を適用し、情報の完全性、環境問題について得られた認識、気候変動への取り組みの進展の結果に基づいて、企業をAからDの4段階で評価している。

《森脇稔》

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