『SL「やまぐち」号』のC57が一時リタイア…DD51やD51が代走役に 10月17日から

10月10日のトラブル後に行なわれた詳細調査の結果、梅小路運転区へ送られることになったC57 1。
  • 10月10日のトラブル後に行なわれた詳細調査の結果、梅小路運転区へ送られることになったC57 1。
  • 10月24日運行分から牽引するD51 200。北陸本線で運行される『SL北びわこ号』の運休により、しばらく本線走行から外れていた。

JR西日本は10月15日、山口線『SL「やまぐち」号』の牽引機関車を10月17日から変更すると発表した。

今シーズンの『SL「やまぐち」号』はC57形蒸気機関車1号機(C57 1)が牽引していたが、10月10日に船平山~津和野間でトラブルを起こし立ち往生したことから、梅小路運転区(京都市下京区)で修繕を受けることになった。

これにより、10月17・18日の運行はDD51形ディーゼル機関車による牽引に変更。10月24日から11月22日までの運行日は、北陸本線で運行される予定だった『SL北びわこ号』の運行中止により、梅小路運転区に隣接する京都鉄道博物館で『SLスチーム号』として動いていたD51形蒸気機関車200号機(D51 200)が牽引することになった。

近年のC57 1は、2018年6月に車軸に不具合が発生しているが、この時もD51 200が代走役を務めている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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