8月の企業の倒産件数、6カ月ぶりに600件台 東京商工リサーチしらべ

東京商工リサーチは9月8日、8月の全国企業倒産(負債額1000万円以上)が前年同月比1.6%減の667件、負債総額が同16.9%減の724億1600万円となったと発表した。

倒産件数のマイナスは2カ月連続。600件台となったのは2月以来、6カ月ぶり。8月としては1991年以降の30年間で2017年の639件に次ぐ、3番目の低水準だった。

新型コロナウイルス感染拡大で、5月は裁判所の一部業務縮小や政府、金融機関の緊急避難的な資金支援効果で、56年ぶりの低水準を記録し、その後、遅れていた政府の金融支援策が行き渡り、2カ月連続で前年同月を下回った。

負債総額は3カ月ぶりに前年を下回った。負債5億円以上10億円未満は前年同月から9件増えて20件と増加したが、同50億円以上はなく、同10億円以上は2件減って13件だった。

産業別の件数では、インバウンド需要の消失、外出自粛など、新型コロナウイルス感染拡大の影響を大きく受けた飲食業を含むサービス業他が同14.8%増の209件で、3カ月連続で前年同月を上回った。一方で、巣ごもり需要効果のあった飲食料品小売業が同26.7%減の93件で、4カ月連続マイナスだった。製造業は73件、同3.9%減と4カ月連続マイナスとなった。

《レスポンス編集部》

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