フェラーリは現在、初のクロスオーバーSUV『プロサングエ』(仮称)を開発しているほか、2025年にはフルEVの発売も期待されているが、ハイブリッドカー『ラ・フェラーリ』後継モデルも注目されている。
その後継モデル予想CGで協力を得たのは、グラフィックアーティストであり、工業デザイナーでもあるマレー・シャープ氏だ。『フェラーリ スタローン コンセプト』(イタリア語で「種馬」)と名付けられたプロトタイプは、ボンネットフードに鋭い角度のエアスクープを装備、縦に釣り上がるLEDデイタイムランニングライト、カーボンファイバー製のアグレッシブなコーナー エアインテークが確認できる。またサイドには大きくえぐられたエアインテーク、デジタルミラー、スポーティな5スポークホイール、リアエンドではカーボンファイバー製バンパーやリアウィング、過激なディフューザーなどが確認できるほか、ミッドシップエンジンを守るガラス両サイドにはエキゾーストパイプを装備している。
予想されるパワートレインは、V型12気筒NAエンジンとKERSハイブリッドシステムで、最高出力は1,200ps程度になるだろう。シャープ氏によると、フェラーリブランドの頂点に立ち、イタリアで最も強力なハイブリッド・ハイパーカーとなるという。
ラ・フェラーリ後継モデルの車名はもちろん仮称だが、登場は2022年以降に期待されている。