レンジローバースポーツ 次期型、BMW製V8搭載へ…ヴェラール風マスクに変身

ランドローバー レンジローバースポーツ 新型プロトタイプ(スクープ写真)
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ランドローバーの高性能クロスオーバーSUV、『レンジローバースポーツ』次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

レンジローバースポーツは、2004年1月のデトロイトモーターショーにて、『レンジストーマー』として初公開。翌2005年に初代が発売され、ポルシェ『カイエン』を意識したスポーティな走りを特徴としていた。2013年にフルモデルチェンジした第2世代ではオールアルミのモノコックボディを採用し、5.0リットルV型8気筒、新開発の3.0リットルV型6気筒、また同社初のハイブリッドモデルの設定などで話題を呼んだ。

ランドローバーは約1年前に、最高出力394psを発揮、新開発の直列6気筒エンジンを搭載した『レンジローバースポーツ HST』を導入、最後のアップグレードを果たしているが、いよいよ第3世代へバトンタッチされる。

豪雪のフィンラド北部で捉えたプロトタイプは、厳重なカモフラージュのため新デザインが一切見えていないだけでなく、現行モデルのテストミュールなのかも不明だ。しかし関係者の話によれば、次期型はスタイリッシュ・クロスオーバーSUV、『ヴェラール』からインスパイアされたフロントマスクが予想されるという。

また第3世代では、JLR(ジャガー・ランドローバー)の「MLA」プラットフォームを採用する。MLAは今後EVとなる新型ジャガー『XJ』にも使用される予定だ。アルミニウムを多用し軽量化されるとともに、内燃機関からEVまで様々なパワートレイン、車種に対応するよう設計されている。

レンジローバースポーツ次期型のパワートレインは、直列4気筒、直列6気筒エンジンと組み合わされるマイルドハイブリッドエンジンをはじめ、BMW製V型8気筒エンジンなどが予想される。今後JLRとBMWは、巨大なコスト削減のため、V8エンジン以外にも電動パワートレイン全般で協力関係を築いていくと噂されている。

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《APOLLO NEWS SERVICE》

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