タンザニアの未電化地域に明かりを届ける、ヤマハ発動機とWASSHAが物流事業の実証実験開始へ

ヤマハ発動機は、東京大学発のスタートアップ企業「WASSHA(ワッシャ)」と共同で、同社のタンザニアにおける小売店網プラットフォームを活用した物流事業の実証実験を2020年から開始する。

WASSHAは2015年以来、タンザニアの一般消費者の日常生活や購買行動の起点となる小規模な日用品販売店(キオスク)と提携して小売店網プラットフォームを構築し、未電化地域の住民にLED式照明用ランタンをレンタルする電力サービス事業(EaaS事業)に取り組んでいる。

タンザニアをはじめとするアフリカ各国では、高効率な物流システムが十分に普及しておらず、経済成長を妨げる要因の一つになっている。ヤマハ発動機はWASSHAとともに、機動力のあるモビリティ、配送物のトラッキング、配送ルート最適化技術などを通じたラストマイル物流を高効率化することで、この社会課題を解決し、新興国の経済成長への貢献を目指す。

同社は、これまでもアフリカ市場の社会課題の解決を目的として、二輪車、漁船・船外機、ボート、発電機、小型浄水装置などの販売・サービス、技術指導などを重ねてきた。近年は、ナイジェリアのオンデマンド・バイクタクシー会社「MAX」への出資やケニアのドローンサービス会社「Astral Aerial Solutions」との協業などを通じて、アフリカの社会課題の解決と持続可能な成長への貢献を両立できる事業の開発を進めている。

《纐纈敏也@DAYS》

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