NAVITIME SDK、タクシーの事前確定運賃に対応したルート検索の提供開始

ナビタイムジャパンは、法人向け開発キット「NAVITIME SDK」にて、12月18日よりタクシーの事前確定運賃に対応したルート検索の提供を開始した。

NAVITIME SDKは、NAVITIMEやカーナビタイムなど、ナビタイムジャパンが個人向けサービスで提供する地図表示機能と目的地までのルート検索と音声ナビゲーション機能をSDK(Software Development Kit)として提供する、法人向けサービス。スマートフォンやタブレットにてシステム構築ができ、車両の長さ、車幅、重量による規制や危険物運搬規制を考慮したルート検索、渋滞情報考慮ルート検索、巡回時の最適経路検索など、運送業やタクシー事業者が活用できる機能を備えている。

タクシー事前確定運賃は、配車アプリ等で利用者に走行予定のルートを提示し、タクシー乗務員がアプリ上のルート通りに走行し、事前に利用者と事業者との間で合意して確定した運賃を支払う仕組み。国交省により2019年10月28日に認可され、複数の交通手段を一括して利用・決済するMaaSの普及にもつながると期待されている。

今回、ナビタイムジャパンでは、利用者用のスマートフォン向け配車アプリ等で出力したルート検索結果を、乗務員用のカーナビアプリで再現し、ナビゲーションまでをワンストップで提供できる機能を開発した。同社クラウドのデータベースを介することで、独自ノウハウによりルート形状をそのまま引き継ぐことができ、利用者の検索したルートをそのまま乗務員用のアプリで正確に再現。道路規制情報にも対応し、事前確定したルート上に道路規制が発生した場合も、その規制を回避した上でナビゲーションができる。

これにより、利用者は事前に指定した通りのルートで目的地へ行けるため安心でき、乗務員はナビゲーションの指示通りに走行するだけで事前に指定されたルートを守ることができ、より安全に業務を行うことが可能。利用者とのやり取りや、確認の手間が省けるため、タクシーの回転率の向上も期待できる。

《纐纈敏也@DAYS》

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