フォルクスワーゲングループ(Volkswagen Group)は10月30日、2019年第3四半期(7~9月)の決算を発表した。
同社の発表によると、アウディやポルシェ、セアト、シュコダなどを含めたグループ全体の総売上高は、614億2000万ユーロ(約7兆4530億円)。前年同期の552億ユーロに対して、11.3%の増加となった。
また、第3四半期の営業利益は、45億4100万ユーロ(約5510億円)。前年同期の27億1100万ユーロに対して、67.5%増と大幅な増益となっている。
大幅な増益となった主な要因は、主力のフォルクスワーゲン乗用車ブランドで、収益性の高いSUVの販売が伸びたのが大きい。
フォルクスワーゲングループ取締役会のフランク・ウィッターCFO(最高財務責任者)は、「フォルクスワーゲングループは厳しい市場環境の中で、良好な業績を達成している」と述べている。