那須塩原市と那須町で観光客向け相乗りサービスを提供する実証実験

実証実験に関する合意書の調印式の様子。Azitの須藤信一朗取締役(左)、那須高原次世代交通協議会の片岡孝夫会長
  • 実証実験に関する合意書の調印式の様子。Azitの須藤信一朗取締役(左)、那須高原次世代交通協議会の片岡孝夫会長
  • 実証実験に関する合意書の調印式の様子。Azitの須藤信一朗取締役(左)、那須高原次世代交通協議会の片岡孝夫会長

Azitは6月14日、那須高原次世代交通協議会と、栃木県那須塩原市、那須町で、Azitが提供するモビリティプラットフォーム「CREW」を観光客のための新たな移動手段として提供する実証実験を、2019年7月に実施することで合意したと発表した。

那須塩原市は、多くの観光客が訪れている。このため、特に新幹線が到着する時間帯の那須塩原駅周辺や観光エリア内に位置する道の駅「那須高原友愛の森」周辺では、多くの移動需要が発生する。

実証実験では、移動手段が不足している「那須塩原駅」と、観光エリア内に位置する道の駅「那須高原友愛の森」周辺を起点とした移動サービスを、住民や観光事業従事者がCREWパートナー(ドライバー)となって提供する。

実証実験後は、CREWパートナーや実際に乗車した人の声や意見を聞いた上で、本格稼働への切り替えを検討する。

CREWは乗りたい人と乗せたい人をつなげるモビリティ・プラットフォーム。アプリで出発点と到着点を設定すると、近くを走るCREWパートナーと呼ばれるドライバーとマッチングする。乗った人は実費(ガソリン代)とシステム利用料を支払うほか、任意で謝礼を支払うこともできる。

《レスポンス編集部》

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