自動運転する振動ローラを開発 安藤ハザマ

開発した振動ローラ
  • 開発した振動ローラ
  • 自動運転による振動ローラの施工状況
  • CCV-飽和度モニタリングシステムの動作画面

安藤ハザマは4月24日、ダムや造成工事の転圧作業で使用する振動ローラの自動運転システムを開発し、新しい品質管理手法と組み合わせて実施工に適用したと発表した。

同社が開発した振動ローラは、GNSS(衛星測位システム)や各種センサを装備しており、これらのセンサ情報から車体の位置や方向、操舵角などを把握して車体を自動で運転・制御する。システムの前後進走行時の直進精度の平均誤差は実証実験時68mmで、熟練オペレータと同等の高い運転精度であることを確認したとしっている。

同社が保有する最適飽和度をリアルタイムで把握できる施工管理システム「CCV-飽和度モニタリングシステム」を自動運転振動ローラに搭載した。これによって締固め状態をリアルタイムに面的に把握し、高品質な施工を可能とする。

システムを建設中の「新環境工場等敷地造成工事」へ適用した。施工範囲を座標で設定することで、走行ルートの算定、指定回数での転圧作業の自動化を実現した。「CCV-飽和度モニタリングシステム」で、自動転圧作業中の締固め状態をリアルタイムに把握し、全施工面で品質が確保できていることを確認した。

同社では、生産性向上など建設機械の自動化技術の効果を最大限活用するため、複数の建設機械による一連の作業の自動化や普及に向けた各種改善に取り組んでいる。同時に、より効果的な品質管理を目的に、自動化技術とICTを活用した品質管理手法との連携を進める方針。

《レスポンス編集部》

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