全国からオーテックが里帰り! AOG湘南里帰りミーティング開催。

AOG湘南里帰りミーティング2018。参加者は開門前から入り口に並んだ。
  • AOG湘南里帰りミーティング2018。参加者は開門前から入り口に並んだ。
  • 昨年は大雨で規模を縮小するなど最近天気に恵まれなかった里帰りだが、今年は朝から素晴らしい天気に恵まれた。
  • 開場まで時間にもすでにオーテック車オーナー同士の交流が始まっていた。
  • 近年日産の屋台骨の一つセレナ。オーテックジャパンが手掛けるライダーも多数が参加していた。
  • マーチ12SRなど、クルマ好きにとって忘れることのできないモデルを多数手がけてきたオーテックジャパン。
  • バージョンニスモはオーテック車オーナーの注目の的だった。
  • きわめてポピュラーなモデルながら、こだわりの仕上がりが施されているクルマを数多く手がけたオーテックジャパン。そんなさりげなさも人気の理由だろう。ブルーバードSSS-Rもそんな一台。
  • AUTECHブランドについて詳しく紹介した展示もお目見え。

日産車をベースにカスタムカーから福祉車両、さらに様々な特装車を手掛けるオーテックジャパン。そのオーナーのコミュニティAOG(オーテックオーナーズグループ)湘南里帰りミーティングが、今年も11月17日、開催された。

今年も直前の事務局集計によると354台、717人が参加表明しており、気温も比較的暖かい穏やかな天候にも恵まれた大磯の会場には、早朝から参加車両の列ができていた。

単一車種のミーティングは比較的各地で開催されているものの、メーカーが主催し、幅広い車種を区切らない構成でのミーティングは大変珍しいこともあり、参加希望者は年を追うごとに増加傾向を続けているという。

ミーティングが始まって今年で14年目、途中台風で中止になった一回を除き、13回目となる今年のAOG湘南里帰りミーティング。例年通りオーテックジャパンの社員が出迎える中、8時30分の開場と同時に参加車両ごとに指定された駐車エリアに愛車を進めていた。

オーナーを労う恒例の遠来賞は北は岩手県から、西は福岡県からの参加者が選ばれ、どちらも二日前の木曜日に出発してこのイベントに備えたという気合の入れよう。長年オーテック車を愛用しているオーナーを称える「過走大将」には30万キロを超えたP10プリメーラのオーテックバージョンが選ばれた。

今年は新しく誕生したブランド「AUTECH」の世界観を詳しく紹介するブースも出展。伝統、湘南の空と海をイメージに込めた地域性、希少性、先進性を込めたベース車両では選べないAUTECH専用色オーテックブルーを纏った、セレナ・オーテック、ノート・オーテックに加え、次に市場投入される予定のエクストレイル・オーテックも会場に展示された。質感が高く落ち着いた印象のオーテックブルーはすでに市場でも好評のようで、オーテックジャパンによればノート・オーテックに関しては、販売台数の半分がオーテックブルーとのことだ。

また、今回からは全ニスモモデルも参加対象に加わり、初めて参加したという参加者も大幅に増えたAOG湘南里帰りミーティング。これからもますます盛り上がって行きそうで目が離せない。

開会のあいさつに立った片桐CEOは「年々エントリーも参加者も増加の一途をたどっているAOG里帰りミーティング。私たちのクルマのファンが増えている証でもあり大変ありがたい限り。今後もいいクルマを世の中に送り出していきたいので、ぜひご期待いただきたい。」と語った。

クルマのみならず、秋の穏やかな季節に湘南への里帰りドライブの機会もユーザーに提供しているオーテック・ジャパン。このイベントを通じてオーテック車で乗り換え、二台目の増車にオーテック車というユーザーも少なくない。ユーザーに寄り添うメーカーの姿勢がファンを増やしているようだ。渋滞を避けるために14時過ぎには閉会式、社員が手を振って見送る中、三々五々帰宅の途についていた。

《中込健太郎》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集