国土交通省は、ダムや橋などのインフラを観光資源として活用するインフラツーリズムの拡大策を検討する。
インフラは日常の生活や経済活動を支えているだけではなく、観光資源として活用できる地域固有の財産で、普段触れることのできないインフラの内部や工事中の風景などを見学する「インフラツーリズム」が各地で実施されており、多くの来訪者を集める施設も増えている。
国土交通省では、インフラツーリズムの新たなステージに向け、首都圏外郭放水路(埼玉県)など、多くの来訪者を集める魅力的な施設の取り組みを、全国各地に展開していくための方策について議論する「インフラツーリズム有識者懇談会」を設置し、1回目の会合を11月9日に開催する。