シトロエンはパリモーターショー2018において、シトロエン『2CV』(Citroen 2CV)が誕生70周年を迎えた、と発表した。
2CVは、シトロエンを象徴する名車のひとつ。今から70年前の1948年、パリモーターショーにおいて、フランスのヴァンサン・オリオール大統領が出席してワールドプレミアが行われた。2CVは、「卵を一つも割ることなく、卵が詰まったバスケットを載せて農道を走れる」、「コウモリ傘に四輪を付けた車」などと称されていた。
シトロエン2CVには、当時としては画期的なテクノロジーを搭載。前輪駆動、空冷2気筒エンジン、独自のサスペンションなどが挙げられる。発売からわずか数日で、多くの受注を抱える人気車となり、1990年に生産を終了するまでの42年間に、累計510万台以上を販売して成功を収めた。
シトロエンはパリモーターショー2018において、シトロエン2CVが誕生70周年を迎えたと発表。シトロエンはパリモーターショー2018の来場者の目に留まるように、ブースの壁にオレンジ色の2CVを垂直に展示し、伝説の名車の誕生70周年を祝福。シトロエンは、2CVは現在でも自動車の歴史のアイコンであり、世界中で多くのコレクターに支持されている、としている。
2018年はシトロエン『2CV』が誕生して70周年という節目の年。恒例のイベントに加え、2CVのパレードラン…