ジーライオングループのオーエス技研は、10月より第2弾となる汎用FR車用7速シーケンシャルミッション「OS-FR7」の予約販売を開始した。
オーエス技研は、5速マニュアルミッションが一般的だった2002年、6速シーケンシャルミッション「OS-88」を開発。その後、6速ミッションが一般的になり、2018年7月には7速シーケンシャルミッション「OS-FR7」を発売した。
OS-FR7の特徴は、1次減速ギアが独立しているところ。通常のFR車用ミッションにある直結ギアが存在せず、エンジンから入力された出力は一旦すべてが減速されてカウンターギアへ入力。回転数の低い部分でドグクラッチのかみ合いを行うため、高回転時にも非常にスムーズなギアチェンジを可能にしている。
同社は今回、このOS-FR7をマイナーチェンジ。シフトストロークをより扱いやすく改良した。
ギアレシオの変更はなく、1速2.737/2速1.913/3速1.462/4速1.214/5速1.000/6速0.903/7速0.750。対応出力は600ps。価格(税別)は166万円。数量限定(初回ロット10基)の予約販売となる。