NEXCO中日本など、悪質な重量超過トレーラーの運転者と運送会社を告発

日本高速道路保有・債務返済機構と中日本高速道路(NEXCO中日本)名古屋支社は10月10日、重量超過車両を三重県警察高速道路交通警察隊に告発したと発表した。

両者は、E23東名阪自動車道・亀山インターチェンジ(IC)で2017年7月19日、道路法第47条第2項に違反して大型トレーラーを通行した運転手を同法第104条第1号、違反走行の運行会社であるSKスズキを同法第107条に該当するとして、三重県警察高速道路交通警察隊に告発した。

今回の違反は、車両制限令で定められた一般的制限値25トンを大きく超過する車両総重量で大型トレーラーを通行させており「極めて悪質な違反」なため、告発した。

国土交通省は2015年1月から車両総重量が基準の2倍以上の重量超過の悪質違反者に対しては、違反の事実をもって告発する方針が打ち出されたことに伴って、高速道路機構、NEXCO中日本を含む高速道路6会社は、この方針に基づき、高速道路における悪質違反者への厳罰化を図っている。

《レスポンス編集部》

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