鈴鹿10時間耐久レース開催中の25日、グランドスタンド前では前夜祭とも言えるトークショーが開催され、参加したドライバーは一様に、暑い天候のもと、タイヤマネジメントが難しく、誰が勝つのか想像が難しいと語った。
サポートレースを含め、全てのコースイベントが終わった後に、グランドスタンド前でドライバートークショーが行われた。
まず018号車のKCGM(日産「GT-RニスモGT3」)の松田次生、アレキサンドレ・インペラトーリ、千代勝正の3人が登場、「GT3の世界一決定戦に参加できたことが嬉しい」や「ブランパン24時間レースでも最後の最後までどうなるか分からない。この10時間大会も最後までどうなるか分からないので自分たちも楽しみ」と感想を語った。
次に、21号車Audi Team Hitotsuyama(アウディ「R8 LMS」)のリチャード・ライアンと88号車JLOC(ランボルギーニ「ウラカンGT3」)のアンドレア・カルダレッリが登場。
ライアンは「TOP10にも入れたのは嬉しい。ピレリタイヤの使い方を相談したり、アウディカスタマーチームのサポート担当に、マシンの相談をしたりしているけど、勝つのは難しいかもしれない。マシンを労わりながらゴールを目指していきたい」と語った。
カルダレッリも「GT3のファクトリードライバーとして帰ってこられて嬉しいし、ランボルギーニに乗れるのもイタリア人として嬉しく光栄。ランボルギーニのサポート受けて、マシンのセットアップも進んでいると思う。ランボルギーニ、ピレリタイヤとのセットアップは難しいけど、サーキットに関しては自分たちがよく知っているので、よく相談して明日のレースもうまく合わせて行けば良いと思う」と語った。