直角カーブを曲がらずにブロック塀へ衝突、タクシー運転者が重体

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直角となっているカーブを進行していたタクシーが路外に逸脱し、そのまま正面のブロック塀に衝突した。
この事故でタクシーの運転者が意識不明の重体となっている。

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11日午前11時ごろ、鹿児島県奄美市内の市道を走行していたタクシーが直角となっているカーブで路外に逸脱。突き当りにある民家のブロック塀に衝突する事故が起きた。この事故でタクシーの運転者が意識不明の重体となっている。

鹿児島県警・奄美署によると、現場は奄美市名瀬長浜町付近で幅員約5mの直線区間。タクシーは直角となっているカーブを突き当りまで直進し、減速しないまま民家の外壁(ブロック塀)に衝突した。

衝突によってタクシーは中破。運転していた同市内に在住する69歳の男性は近くの病院へ収容されたが、頭部強打で意識不明の重体となった。タクシーは営業中だったが、客は乗っておらず、民家の住人にもケガはなかった。

現場にブレーキ痕は無く、警察では運転者が疾病などで事故直前に意識を失っていた可能性も含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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現場は直角のカーブとなっているが、現場の手前にブレーキ痕は無かったという。
ブレーキを掛けない状態で壁に突っ込んでいたとみられ、衝突前に意識を失っていた可能性が高いようだ。

《石田真一》

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