フォルクスワーゲングループは4月9日、2018年第1四半期(1~3月)のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。
総販売台数は新記録となる152万5300台。前年同期比は5.9%増だった。
第1四半期の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比8.6%増の75万5700台と好調。中国を含めたアジア太平洋地域でも、7.7%増の79万6400台を売り上げる。
また北米は、前年同期比1.3%増の13万4200台と、わずかながら前年超え。このうち米国は8万4000台を売り上げ、前年同期比は10%増と2桁増を達成した。
ロシアは、前年同期比19%増の2万1300台と、回復傾向にある。主力市場の欧州も、前年同期比6%増の45万4000台と回復。地元ドイツも7.3%増の13万8700台と、前年実績を超えている。
2017年のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は623万0200台。前年比は4.2%増と2年連続で前年実績を上回った。