ロボットが駅案内コンシェルジュに---都営地下鉄で実証実験 3月20日から

鉄道 テクノロジー
「エキボ」(右)は、安全性を重視したシンプルなデザインとなっており、案内した情報は紙に印刷してくれるという。左のように都営交通案内所の前に設置される。
  • 「エキボ」(右)は、安全性を重視したシンプルなデザインとなっており、案内した情報は紙に印刷してくれるという。左のように都営交通案内所の前に設置される。

東京都千代田区に本社を置く日本信号は3月15日、駅案内ロボットの実証実験を都営地下鉄大江戸線都庁前駅で実施すると発表した。

『ekibo』(エキボ)と名付けられているこのロボットは、駅利用者の困り事を解決するコンシェルジュ役を担うもので、愛らしい表情や動きを交えながら、日・英2か国語による自然対話で案内サービスを行なう。

実証実験は3月20~29日に都庁前駅の都営交通案内所前で行なわれる予定で、各日10時から15時まで駅出口や設備の案内を行なう。

開発元の日本信号では、この実験を通して「スマートな移動を支援する駅案内ロボットを通じて、駅空間のサービス向上に貢献してまいります」としている。

駅でロボットを使用する実証実験は、東京都江東区に本社を置く日本ユニシスでも予定しており、今年秋に、駅員の負担を軽減する「警備ロボット」の実験を西武鉄道で行なうとしている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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