ファッションの街、代官山のクルマ拠点に新たなカフェ&ギャラリー、そこに流れるトレンド…ポディウム

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代官山 Podium(ポディウム)
  • 代官山 Podium(ポディウム)
  • ポディウムのカーライフコンシェルジュ、三佐川世光チーフ
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東京都目黒区中目黒。駒沢通りを走り恵比寿駅の雑踏を抜け、代官山の街並みを右に見て、東急東横線沿いに目黒川に向けて大きく左へカーブする途中に、“緑に囲まれたオープンテラスとピットのあるカフェ&ギャラリー”がある。

目黒川へと続く坂道の途中にある、「代官山ポディウム(Podium)」。オートバックス代官山とその立体駐車場タワーの間にひっそりあるこのショップは、どんなスタッフが出迎え、どのような時間の過ごし方ができるのか…。

都会ながらクルマで気軽に来られる場所

まず驚くのは、34台もとめられる駐車場があること。もともとこの地は、渋谷・目黒エリアのエネオスブランドやTSUTAYA、各種レストラン、そしてオートバックス代官山店などを手がけるアーバンリゾートグループの拠点だった。

戦前からエネルギー関連の商いを営み、この地域に根づき、クルマ生活の変遷を見てきたとも言える同グループは、中目黒や代官山、自由が丘などでエネオスブランドのSSを展開。オートバックス代官山は、土地柄、欧州車・国産高級車ユーザーの“駆け込み寺”として親しまれている。

クルマを立体駐車場に置いてポディウム店内に入ると、日焼けしたスーツ姿の男性が出迎える。

同グループのSSで店長を歴任した三佐川世光氏だ。彼は、ポディウムのチーフカーライフコンシェルジュとして常駐し、来店客のクルマ相談を聞き、「心躍るカーライフ」実現のヒントと新発見を投げてくれる。ユーザーは「何かあったら三佐川さんのところへ聞きに行けばいい」という感じで、乗り付けるとか。

「渋谷・目黒エリアのカーメンテナンス現場で得た技術、クルマのクセ、ユーザーの声と、長年培ったノウハウを、このポディウムでフィードバックしていきたいという思いがありますね。ほかのカー用品店やカフェにはない、代官山ポディウムだけのリフレッシュがあると自負しています」。

オープンスポーツを所有する夢を叶える

そんな三佐川氏が、新たに手がけたのが「Podium Boxster」プロジェクト。渋谷・目黒界隈のクルマ好きが、一度はあきらめた「ポルシェ」や「オープンスポーツ」のキーワードにマッチする、ポルシェ『ボクスター』を三佐川コンシェルジュ視点で仕入れ、同氏仕立てでユーザーに届けるプランだ。

「われわれ独自の規定で仕入れた程度のいいベース車両を、ボディとメカニックの両面でメンテナンスし、購入希望者の声を聞きながら、満足のいくボクスターに仕立てていくという流れです。

売ったら終わりではなく、トレーナーのように定期的に声をかけたり、無理なく履行できるメンテナンススケジュールでクルマと向き合えるように寄り添っていくイメージですね」。

現在、すでに2台のボクスターがユーザーのもとに渡っている。支払総額プランはおおよそ200~250万円。

1号車のオーナーは、ドイツ車のセダン、ハッチバックを所有する50代男性で、「休日にメンバーのゴルフクラブに通うためにボクスターを」と来店。ボディ鏡面磨き、ガラス系ボディコーティング、ガラスリペア、車内除菌消臭、ホイールクリーニング・コーティング、法定車検に準じた点検・交換作業などを経てオーナーの手に渡った。

2号車は40代女性へ。初めてのスポーツカーを安全に楽しんでもらうために、微細な傷ではあったが視認性向上のためにフロントガラスを交換、リアウインドシールド交換。作動が鈍くなっていたウインドレギュレーター交換などを施した。

このプログラムには、2年間のメンテナンスプログラムが共通でパッケージされる。コーティングケア2回、洗車10回、オイル交換2回、コンピュータ診断2回などがセットになったパッケージだ。三佐川氏は「まだまだ走れるボクスターを、普段着感覚で乗れる安心さや快適さを含めて提供していきたいですね」と伝えていた。

“オープンスポーツに憧れる少年”が大人になった今、あの頃の夢を叶えたいと訪れる。その思いに寄り添いながらクルマを選び、その後も支えてくれる。それがポディウムの魅力だ。

ファッション、アートとの融合も

場所柄、ファッションやライフスタイルへの提案にも注力しているようだ。店内にはグローブやシューズ、サングラスなどが豊富に用意されており、自分が持ち込んだクルマとのコーディネートも考えやすい環境が提供されている。また、緑に囲まれたオープンテラスでは、ドライビングシューズのオーダーメイドフェアやポルシェ専用ワックスのプレゼントキャンペーン、グラフィットバイクの展示・試乗会やカーラッピング相談会など様々な企画を通して新しいカーライフスタイルを提案している。

この日、偶然にも「グローブを買いに来た」という外国人男性に遭遇。2万5000円の革製グローブを手にし「いいね。これをください」とレジにむかう。そこに居合わせた三佐川氏は、「取材時に期間限定で展示していたトヨタ『2000GT』の運転席に座ってみませんか」と声をかける…。

このときは「クルマの曲線美」を楽しんでいただく2つの企画としてトヨタ 2000GTの展示・コクピット試乗と、花岡弘明氏の和紙アート作品展が行われていた。「今後はフェアレディーZ432やフェラーリなど車種も替えながらいまはどんなことをやっているのかな…という感じで通ってもらうような演出を続けていきたいですね」と三佐川氏。

「クルマをピットに入れて、カフェでひと息。次に乗りたいクルマをコンシェルジュに相談すれば、書籍やインターネットではわからない気づきも得られるだろう。『これからクルマを持ちたい』という人に、電車でもクルマでもいいのでぜひふらっと立ち寄ってほしい」(三佐川氏)。

もちろん、エントランスの左手には落ち着いた雰囲気のカフェラウンジ、Podium cafeがあり、ここでしか味わえないオリジナルのコーヒーやスイーツ、サンドイッチなど季節ごとに限定のものもある。この日も、愛車のフィアットをピットに入れて、スタッフとひとことふたこと交わし、サッとカフェへ移動する中年男性の姿があった。

クルマ好きならずともこのエリアに訪れた時は気軽に立ち寄ってみたいショップだ。

《代官山ポディウム(Podium)》
〒153-0061
東京都目黒区中目黒1丁目3-12 オートバックス代官山隣り
営業時間10:00 - 20:00
立体駐車場台数 34台(アルファードクラスまで駐車可能)

代官山 ポディウム のFacebookページはこちら

《レスポンス編集部》

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