PSAグループ、営業利益は18%増 2017年通期決算

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フランスの自動車大手、PSAグループは3月1日、2017年の通期(1~12月)決算を公表した。

同社の発表によると、グループ全体の売上高は、652億1000万ユーロ(約8兆4800億円)。前年の540億3000万ユーロに対して20.7%増と伸びて、2年ぶりにプラスに転じた。

また、2017年通期の営業利益は、30億8700万ユーロ(約4015億円)。前年の26億1100万ユーロに対して、18.2%の増益を果たす。黒字は3年連続で、PSAグループが進めてきたコスト削減の効果が表れる。

2017年の世界新車販売台数(ノックダウン生産分を含む)は363万2314台。前年比は15.4%増とオペル加入の効果で2桁増となり、4年連続で前年実績を上回った。

PSAグループ取締役会のカルロス・タバレス会長は、「2017年の業績は、収益性と持続可能な成長を実現するPSAグループの能力の証。オペルの買収は、創造価値を高める絶好の機会」と述べている。

《森脇稔》

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