赤信号無視による重傷事故は薬物影響か、運転者を危険運転容疑で逮捕

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赤信号を無視して交差点へ進入してきたクルマが横断中の歩行者などに衝突した事故。このクルマを運転していた男が睡眠導入成分のある薬物を服用していたとして逮捕された。

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昨年11月、福岡県志免町内の県道で発生し、5人が重軽傷を負った衝突事故について、福岡県警は1日、事故が薬物影響で起きたものと判断し、運転していた高齢の男を危険運転致傷容疑で逮捕した。容疑への関与を否認しているという。

福岡県警・粕屋署によると、問題の事故は2017年11月7日の午前9時55分ごろ発生している。志免町別府2丁目付近の県道を走行していた乗用車が赤信号を無視して交差点へ進入。横断中の歩行者2人を次々にはね、交差進行してきたワゴン車とも衝突した。

この事故で歩行者2人と、ワゴン車に乗っていた3人が重軽傷。赤信号を無視した乗用車を運転していた同町内に在住する70歳の男も意識不明の重体となったが、後の調べで男が持病を治療する目的で睡眠導入成分のある薬物を服用していたことが判明。事故直前にもこの薬物を使用していた可能性が高いことがわかった。

警察では薬物の影響によって正常な運転ができなくなっていたものと判断。男のケガが回復したことから、1日に自動車運転死傷行為処罰法違反(危険運転致傷)容疑で逮捕した。

聴取に対して男は「事故当時のことはよく覚えていないが、薬は飲んでいない」などと供述しているようだ。警察では薬物の服用状況を含め、事故発生の経緯を詳しく調べている。

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睡眠導入成分のある薬物のため、医師は「服用したらクルマの運転はしないように」と説明していたようだ。しかし、これを無視して服用し、クルマの運転を行った結果として事故が起きてしまったものとみられている。
《石田真一》

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