豊田合成、ブレーキホースなどの品質に問題なし…東レ子会社のデータ改ざん

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豊田合成は12月27日、製品検査データを書き換えられた東レハイブリッドコード(THC)製「ホース補強糸」が、同社のブレーキホースなどの一部に使用されていることが判明したと発表した。

東レは11月28日、子会社のTHCが本社工場で生産するタイヤコードなどの補強材について、タイヤメーカーや自動車部品メーカー、抄紙用フェルトメーカーなどに納入する際の品質検査で、納入先と取り決めである品質データ数値を149件で不正に書き換えていたことを公表した。

豊田合成は、製品検査データ書き換え問題について、THCからの申告内容を基に、製品への影響を調査。その結果、THCから豊田合成に供給されるホース補強糸でも検査データの書き換えが行われており、同社のブレーキホース、オイルホース、ラジエータホース、ウォーターホースの一部に使用されていることが判明した。

これについて豊田合成は、THCのデータ書き換えの規格からの外れが軽微であることと、当該期間中の同社製品の定期性能試験等で問題が発生していないことから当面の問題はないとしている。

同社では、保有していたホース補強糸の過去のデータの中で規格から最も外れた数値をベースにした製品強度の検証や、当該期間中の定期性能試験結果と過去のデータを照合し、その影響の有無を再確認するなど、さらなる検証を進めていく。
《纐纈敏也@DAYS》

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