16日午後2時15分ごろ、愛知県名古屋市北区内の国道41号を走行していたトラックが、前方で信号待ちをしていた車列に突っ込む事故が起きた。車両10台が関係する多重衝突に発展。1人が軽傷を負っている。
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現場は片側2車線の直線区間だが、追突してきたトラックは第1車線と第2車線の間を突き進んでいったことで被害を拡大させてしまった。前方不注視での追突に加え、運転していたのが83歳の高齢者ということもあり、アクセルとブレーキの踏み間違えもしているのではないかと推測されている。
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愛知県警・北署によると、現場は名古屋市北区清水1丁目付近で片側2車線の直線区間。事故当時は2車線ともに信号待ちの車列が形成されていたが、後ろから進行してきたトラックは最後部の車両に追突した後に両車線の間を進行。前方の車両が次々と巻き込まれ、車両10台が関係する多重衝突に発展した。
この事故で1人が腰などを打撲する軽傷。他の車両の乗員にケガはなかった。警察は追突してきたトラックを運転していた同区内に在住する83歳の男性から自動車運転死傷行為処罰法違反(過失傷害)容疑で事情を聞いている。
警察では前方不注視やペダル踏み間違えの可能性が高いとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。