平成筑豊鉄道が第1回目のキハ2004号運転体験 11月23日…台風による延期分

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4月から公開されているキハ2004号は、乗車・車掌体験やビヤガーデンといったイベントには使われていたが、運転体験は初の実施となる。
  • 4月から公開されているキハ2004号は、乗車・車掌体験やビヤガーデンといったイベントには使われていたが、運転体験は初の実施となる。

平成筑豊鉄道は11月23日、「キハ2004でGo!」を金田(かなだ)駅(福岡県福智町)裏6番線で開催する。

茨城県のひたちなか海浜鉄道から転入してきたキハ2004号を使った運転体験イベント。当初は第1回が9月に行なわれる予定だったが、台風接近のため中止となり、11月に改めて行なわれることになった。

開催時間は午前の部が9時から12時まで、午後の部が13時から16時まで。各部8人を募集し、参加費用は1万円。申込みは、11月8日まで平成筑豊鉄道営業企画課運転体験係で電話、メールで受け付ける。先着順のため、定員に達した場合はキャンセル待ちを受け付ける。

キハ2004号は、かつて北海道沼田町の恵比島(えびしま)駅と昭和駅を結んでいた留萌鉄道のキハ2000形で、1969年には茨城県ひたちなか市の勝田駅と阿字ヶ浦駅を結ぶ、茨城交通湊線(ひたちなか海浜鉄道の前身)に転入した。2015年に引退後、有志団体「キハ2004号を守る会」による保存が実現し、今年4月から金田車両基地で公開されている。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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