今年は新旧ラッセル車を展示…JR西日本の後藤総合車両所公開 10月14日

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除雪装置を取り付けたキヤ143形。駆動系にキハ189系をベースにしたものを採用した、最新鋭のラッセル車だ。
  • 除雪装置を取り付けたキヤ143形。駆動系にキハ189系をベースにしたものを採用した、最新鋭のラッセル車だ。
  • 旧型ラッセル車のキ100形。キヤ143形と異なり自走することはできない。写真は青森県の津軽鉄道へ譲渡された同形のもの。

JR西日本は10月14日、後藤総合車両所(鳥取県米子市)の一般公開を行なう。公開時間は10時から15時まで。

今回は、JR西日本発足30周年を記念したイベントとして、新旧のラッセル車を並べて展示する。

展示されるラッセル車は、国鉄時代の1928年から1956年まで製造されたキ100形と、2014年に登場したキヤ143形の2両。

キ100形は自走できず、機関車に押される貨車扱いの車両だが、キヤ143形はキハ189系ベースの駆動系を搭載した、除雪装置付きの気動車。今回の展示ではこの2両の運転室も初公開される。

このほか、『サンライズ出雲』用285系や『やくも』用381系、『はまかぜ』用キハ189系なども合わせて展示。台車やパンタグラフなど車両部品の展示や車体上げ作業・軌陸型車両の実演、所内特別見学ツアー、鉄道グッズの販売なども行なわれる。入場者には缶バッジと記念入場証がプレゼントされる。

会場の後藤総合車両所は、JR境線富士見町駅から徒歩5分。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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