路線バスの自動運転の実証実験---パイオニアと東北のバス会社大手が実施へ

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パイオニアは、東北・北関東エリアで約2200台のバスを運営して持株会社みちのりホールディングスと、将来的な路線バスの自動運転の実現に向けて共同で実証実験を行うことに合意したと発表した。実験は両社が協力して2017年度中に開始する。

実証実験では、みちのりホールディングスが関係バス会社の車両を提供するとともに、熟練バス運転手の走行履歴データなど、運転情報を収集する。パイオニアはカーナビゲーションシステムや自動運転関連技術などを活用した実証実験用システムの構築とデータ分析を担当する。

対象となるバス会社や路線など実験の詳細は、両社が今後協議する。

傘下に複数のバス会社を所有し、路線バスの運行ノウハウを持つみちのりホールディングスと、カーナビで培った自車位置精度、自動運転に必要とされる走行空間センサー「3D-LiDAR」、自動運転用地図などの開発を進めるパイオニアが、それぞれの強み、知見を持ち寄り実証実験を実施する。

《レスポンス編集部》

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