【新聞ウォッチ】アプリの診断で安全運転なら保険料割引---最大20%、損保ジャパン日本興亜

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損保ジャパン日本興亜の<『安全運転おトク講座』動画(スクリーンショット)
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  • 燃料電池トラック(完成イメージ)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2017年8月22日付

●テロ実行犯の男射殺、バルセロナ近郊 体に爆発物装着(読売・1面)

●米軍、全艦船の運用停止イージス艦衝突受け(読売・1面)

●スカイマーク反転攻勢、再起へ増機・路線増(朝日・6面)

●スポーツカー長く愛して、純正部品、相次ぎ販売再開(朝日・6面)

●損保ジャパン、アプリが判定、運転が安全なら保険料割引(朝日・6面)

●トヨタとセブン、燃料電池配送車、投入に合意(朝日・6面)

●民進党代表告示、対「小池新党」に差(毎日・1面)

●アルミ採用車拡大、燃費規制で軽量化、コスト高 鉄との溶接課題(毎日・7面)

●雨のち晴れ、バス開発からトラック営業、日野自動車社長、下義生さん(毎日・7面)

●ホンダジェット出荷世界トップ、1~6月、前年比2.7倍の24機(産経・10面)

●中央道土砂に窯業原料、県立ち入り 産廃汚泥と判断(産経・26面)

●訪日客増損保も注目、医療費で新商品、背景に未払い問題(東京・7面)

●果てしない大空へ、飛ぶ前に熱唱、松山千春さん、出発1時間遅れの機内で乗客に(東京・26面)

●自動運転用半導体覇権争い激化、インテル・モービルアイ陣営拡大(日経・2面)

●長城汽車、「ジープ」買収検討 FCAからトラックも(日経・13面)

●パーク24、営業益6%減、11~7月駐車場開発の費用増(日経・17面)

●両角良彦氏死去、97歳「官僚たちの夏」登場、元通産次官(日経・35面)

ひとくちコメント

あの手、この手とか、手を変え、品を変えともいえるようだが、自動車保険の加入者を増やすためのサービスもいろいろである。損保ジャパン日本興亜が、ドライバーが安全運転する傾向がある、と診断した場合には、自動車保険料を最大20%割り引くサービスを始めるそうだ。

同社が発表したもので、きょうの朝日や毎日などが取り上げている。それによると、運転の際にスマートフォン向けのアプリ「ポータブルスマイリングロード」を使用して、保険が始まる10日前時点から過去180日間で、5日以上か10時間以上走行した運転データを使い、ハンドリングやブレーキ操作などのドライバーの癖を診断し、そのデータに基づいて20~3%の範囲で割引率を算出するという。

2018年1月1日以降に始まる契約に適用するそうで対象は初めて保険に加入する場合と、2台目の保険を契約する場合という。毎日によると「運転者の特性に応じて割引を適用することで、『車離れ』が進む若年層の自動車購入と保険加入につなげるのが狙い」と伝えている。

また、運転技能が未熟の初心者マークのドライバーなどで診断結果が良くなかった場合でも、保険料が割増しになることはないそうだ。話題づくりもいいが、いちいち診断に時間と労力をかけるぐらいなら、高い保険料を1円でも引き下げてもらいたいのがドライバーの本音ではないだろうか。

《福田俊之》

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