VWと米加州、排ガス案件で最終和解…1.5億ドルを追加支払いへ

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フォルクスワーゲンのターボディーゼル「2.0TDI」エンジン
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米国カリフォルニア州大気資源局(CARB)は7月20日、フォルクスワーゲングループの排ガス案件に関する最終和解の合意書を提出した、と発表した。

今回の最終和解では、フォルクスワーゲングループはカリフォルニア州に対して、大気浄化法違反で1億5380万ドル(約172億円)の罰金を追加で支払うことが決定している。

これは、2009~2016年モデルの2.0リットルおよび3.0リットルのディーゼル車で、フォルクスワーゲングループが排ガス試験を違法にクリアする「ディフィートデバイス」を使用したことを受けたもの。

フォルクスワーゲングループはすでに、カリフォルニア州に5億3300万ドル(約597億円)を支払い済み。今回の追加により、罰金の総額は、6億8680万ドル(約769億円)に達する。

CARBのMary Nichols代表は、「カリフォルニア州へのこの支払いは、フォルクスワーゲンに対するいわゆるディーゼルゲート事件の別の章を終わらせるもの」と述べている。

《森脇稔》

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