井関農機は、有人監視下で無人による自動運転作業が可能なロボットトラクタを開発して実用化すると発表した。
ロボットトラクタ『T. Japan』(TJV623)ロボットトラクタ仕様で、グローバル・ナビゲーション・サテライト・システム(GNSS)アンテナで現在位置を検出し、コントロール内のジャイロセンサで傾きによる測位誤差に対して補正、高精度に有人監視下で自動運転作業を実現する。農林水産省が策定した「農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン」の沿った安全装備を装備する。
同社ではGNSSを活用したロボットトラクタ(60馬力)のモニター試験など実施し、2018年度中に商品化する予定。